JAHIS標準005-00
健診データ交換規約Ver.1.3

概要
 
 健診データ標準化WG においては日本総合健診医学会のご協力を得て、平成8 年より健診依頼元施設と健診実施機関の間を流通する健診データの標準化について検討を重ねてき た。ここに健診データ交換規約第一版をお届けする。
 検討してきたもののひとつには「用語」(検査項目等の名称)がある。これについては本 WG として多くを触れないこととし、医学会における整理を待つことした。用語については、検査内容を正しく伝えられることが重要と考え、「健診データ伝送ツールのための項目 名称」とすることに止めた。一方、多くの関係者が問題点と指摘しているものとして「デ ータ伝送プロトコルの標準化」がある。そこで健診依頼元施設と健診実施機関との間で行 われるデータの受け渡しについて、健診データを伝送するための交換規約を作成した。 交換規約については検討開始当時の主流であったSGML を採用しているが、現在、X ML 化への検討を開始している。検査項目の範囲は自治体における老人保健法、産業保健 における労働安全衛生法の義務検査項目となる検査項目を中心とした。
 JAHIS における健診データ標準化WG の役目は本交換規約を維持する事にあり、少 なくとも健診項目コード表と付帯情報の管理が重要となる。 これからも皆様からのご指導を受けながら進めてまいりますのでよろしくお願いいたし ます。
 
健診データ標準化WG
平成13 年5 月吉日

目 次

1. はじめに 1
2. JAHIS健診データ交換規約 3
3. データの構造 4
4. HDML DTDの構造 7
5. 付録 
 JAHIS標準用語・標準コード一覧(V1.3)
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