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JAHIS技術文書13-102
JAHIS患者安全ガイドライン〈注射編〉Ver.1.0
ま え が き
JAHIS技術文書「医療情報システムの患者安全に関するリスクマネジメントガイドライン〈解説編〉」は医療機器および医療機器ソフトウェアの規制に関する国際標準規格(一部はすでにJIS規格化済)の概要を解説し、開発時及び維持・改良・保守時における患者安全確保のための一般的な管理手法の概要を理解して頂く目的で策定した。
また、その中で医療情報システムとしてハイリスク業務と考えられる業務について、その機能面、運用面での要点を提示するため「患者安全ガイドライン〈個別編〉」(技術文書)を策定することと、最初の検討として注射業務を対象とすることの必要性を述べた。
このガイドラインは、最初の〈個別編〉として、そのあり方も検討し、注射業務に特化した検討結果をまとめたものである。ベンダー及び医療機関の方々に理解して頂くことにより、安全に医療情報システムを使用して頂けると幸いである。
2013年5月
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会
電子カルテ委員会 患者安全ガイドライン個別編WG
目 次
1. はじめに... 1
2. 概要... 1
3. 引用規格、引用文献... 1
4. 主な用語... 1
5. 前提... 2
6. 注射業務の分析... 4
6.1. 注射業務のワークフロー分析... 4
7. ガイドラインの詳細... 5
7.1. 患者状態の把握... 5
7.1.1. 「患者状態の把握」のポイント... 5
7.1.2. 「患者状態の把握」でのリスク事例... 5
7.1.3. 「患者状態の把握」でのシステム機能要件... 6
7.2. 注射指示業務... 7
7.2.1. 「注射指示業務」のポイント... 7
7.2.2. 「注射指示業務」でのリスク事例... 7
7.2.3. 「注射指示業務」でのシステム機能要件... 8
7.2.4. 「注射指示業務」での運用上の留意事項... 10
7.3. 注射の指示受け業務... 10
7.3.1. 「指示受け業務」のポイント... 10
7.3.2. 「指示受け業務」でのリスク事例... 10
7.3.3. 「指示受け業務」でのシステム機能要件... 11
7.3.4. 「指示受け業務」での運用上の留意事項... 11
7.4. 注射の実施... 11
7.5. 経過の観察... 12
8. 注射業務を安全に運用するために... 13
8.1. 障害への対処について... 13
8.2. マスタに起因する障害への対処について... 13
付録―1.注射業務ワークフロー... 15
付録―2.作成者名簿... 18