JAHIS実証実験2012実施結果

相互運用性委員会(データ互換性専門委員会)では、2012年度の実証実験を下記の要領で実施いたしました。

■実施期間
 2012年10月29日(月)~ 11月2日(金)
 
■実施場所
 東京都立産業貿易センター浜松町館(IHE-J コネクタソン2012会場)
 
■実施テーマ
 患者基本情報、オーダ情報(注射)、実施情報(注射)の3テーマに取り組みました。
 
今回の主なトピックは以下の通りです。
 
  1)注射オーダの様々な用法(頓用、あいまい指示)に取り組む
  2)点滴の実施および実施速度の途中変更に取り組む
  3)HL7協会の適合性認定での指摘事項の反映
         -ORC-18(入力装置)にコーディング・システム名を出力する(注射)
         -RXR-2(部位)ではコード表としてHL70550を使用する。それに伴ってRXR-6
      (投薬現場モディファイア)を使用する。(注射)
         -「使用上のルール」に則って審査表を使用する
  4)審査方法の改善
  5)Web審査支援システムの拡張
 
実施シナリオや実験方法等の詳細については、下記のリンク先の説明資料をご参照ください。
 
■参加会社
 (株)ソフトウェア・サービス、日本アイ・ビー・エム(株)、日本電気(株)
 (株)日立製作所、富士通(株)の5社でした。
 
■合格基準
 テーマごとの全シナリオについて、エクスポート審査および3社分のインポート審査に合格することとしました。
 
■実施結果
 参加したシナリオについては全社合格となりました。詳細については、下記をご参照ください。
   実施結果
 
■実証実験の様子
 審査員が参加会社の担当者とやり取りしながら審査をしているところです。
実証実験の様子
 
■今後について
実証実験で見つかった課題について対応を検討し、必要に応じて基本データセットガイドライン等のJAHIS技術文書に反映していきます。
また、現在公開中のHL7メッセージ生成支援ツールに今回のシナリオを追加する予定です。

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