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JAHISデータ互換性実証実験2018実施結果
相互運用性委員会(データ互換性専門委員会)では、2018年度のデータ互換性実証実験を下記の要領で実施いたしました。
■実施期間
2018年10月15日(月)~ 10月19日(金)
■実施場所
東京都立産業貿易センター台東館(IHE-Jコネクタソン2018会場)
■実施テーマ
患者情報(患者付帯情報)、病名情報、検査結果(検体検査)に取り組みました。
今回の主なトピックは以下の通りです。
(1)患者情報(患者付帯情報の交換)
- 病名情報データ交換規約Ver3.1Cの改版を踏まえた実験
- 血液型や感染症情報を標準コードLOINCで表現する
(2)病名情報
- 病名情報データ交換規約Ver3.1Cの改版を踏まえた実験
- ICD-10(2013)を含むデータ交換実験
(3)検査結果(検体検査)
- 新たなドメインにおけるデータ交換実験
- 課題の洗い出しを目的に、基本的なデータ交換を中心とした実験
実施シナリオや実験方法等の詳細については、下記リンク先の説明資料をご参照ください。
■参加会社
㈱ソフトウェア・サービス、日本アイ・ビー・エム㈱、日本電気㈱、富士通㈱の4社でした。
■合格基準
テーマごとにの必須シナリオについて、エクスポート審査および3社分のインポート審査に合格することとし
ました。
■実施結果
参加した全テーマについて全社合格しました。
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■実証実験の様子
審査員が参加会社の担当者とやり取りしながら審査をしているところです。
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審査では、HL7メッセージに含まれる基本データセットのデータ項目が電子カルテに正しくインポートされ
ているかをチェックするため、審査表に表示されたHL7メッセージの項目値と電子カルテ画面での表示内容
を順に突き合わせていきます。画面の他、DBとも突き合わせます。
■Web審査支援ツールの画面例
▼下図は実証実験期間中のある時点でのあるシナリオの審査状況を表示した画面です。
▼下図はその時の審査状況を対戦表形式で表示した画面です。

■今後について
実証実験で見つかった課題について対応を検討し、必要に応じて基本データセットガイドライン等のJAHIS
標準類に反映していきます。
また、現在公開中のHL7メッセージ生成支援ツールに今回のシナリオを追加する予定です。