JAHISデータ互換性実証実験2020実施結果

相互運用性委員会(データ互換性専門委員会)では、2020年度のデータ互換性実証実験
(以下、実証実験)を以下の要領で実施いたしました。 

実施期間
 2021年2月15日(月)~2月19日(金)

実施場所
 参加会社事務所(リモート参加)

実施テーマ
 患者情報、処方情報、注射情報に取り組みました。

 今回の主なトピックは以下の通りです。

 (1)患者情報
    - 適用ガイドラインVer.3.0にもとづく実験
    - 文字コードを UTF- 8 に対応
 (2)処方情報
    - 適用ガイドラインVer.3.0にもとづく実験
    - 文字コードを UTF- 8 に対応
 (3)注射情報
    - 適用ガイドラインVer.3.0にもとづく実験
    - 文字コードを UTF- 8 に対応
 (4)その他
    - 審査支援システムクラウド化による実験への完全リモート参加
    - 審査支援システムのUTF-8対応

 実施シナリオや実験方法等の詳細については、下記のリンク先の説明資料をご参照ください。

    ・共通編    ・患者情報     ・処方情報    ・注射情報


参加会社
 三栄メディシス株式会社、株式会社ソフトウェア・サービス、日本アイ・ビー・エム株式会社
 日本電気株式会社の4社でした。

合格基準
 テーマごとの必須シナリオについて、エクスポート審査および3社分のインポート審査に合格
 することとしました。なお、当年度は処方情報の参加会社数が3社であったため、2社分の審
 査、注射情報の参加会社数が2社であったため、1社分の審査で合格としました。

実施結果
 参加した全テーマについて全社合格しました。

 


実験の進め方様子
 今年度は全員リモートで参加しました。Web会議を活用し、ヘッドセット越しに会話をしな
 がら審査しました。
 HL7メッセージに含まれる基本データセットのデータ項目が電子カルテに正しくインポート
 されているかチェックするため、審査表に表示されたHL7メッセージの項目値と電子カルテ
 画面での表示内容を順に突き合わせていきます。画面の他、DBとも突き合せます。 

今後について
 実証実験で見つかった課題について対応を検討し、必要に応じて基本データセットガイドライ
 ン等のJAHIS標準類に反映していきます。


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