HL7メッセージ作成支援ツールVer.1.10

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概要
データ互換性専門委員会(相互運用性委員会)では、Excelシートに基本データセット項目の値を
入力するとその内容を記述したHL7メッセージを作成できるツールを開発しました。
 
本ツールで作成できるメッセージはJAHIS技術文書「基本データセット適用ガイドラインVer.3.0」
に準拠していますので、基本データセット適用ガイドラインを理解する助けとなる他、自社で開発した
プログラムが正しくHL7メッセージを出力できているかをチェックすることにも利用できます。
 
実証実験2010~2020で取り扱った患者基本、病名情報、オーダ情報(処方)、実施情報(処方)
オーダ情報(注射)、実施情報(注射)、検査結果(検体検査)の各テーマの合計22種類のシナリオ
に対応しています。また、実証実験2021で取り扱ったHL7 FHIR の5種類のシナリオも追加
されています。なお、これらのシナリオは実証実験に際して取り決めた暫定仕様である点にご注意くだ
さい。ツールの使い方やシナリオの内容など詳細はツール本体の「表紙」シートをご参照ください。
 
このツールが、今後医療情報システムの相互運用性の実装/普及に貢献できれば幸いです。

2022年4月
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会
医療システム部会 相互運用性委員会


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