2024年度 戦略企画部　業務報告会・特別講演会　開催

　　
　2025年5月12日(月)、2024年度戦略企画部業務報告会・特別講演会を開催しました。戦略企画部として本会を開催いたしますのは6年ぶりとなりますが、今年度はWebexウェビナーを使用したオンライン配信形式で実施し、55名の方々にご視聴いただきました。
　荻野運営幹事の司会進行で、山内戦略企画部長の全体概況報告で始まり、事業企画推進室、調査委員会、企画委員会、保健医療福祉情報基盤検討委員会、コンプライアン委員会、情報システム検討委員会、絵本製作タスクフォースの各幹部から2024年度の活動状況とトピックス、2025年度に向けた活動方針についての報告がありました。

　特別講演として、順天堂大学大学院　健康データサイエンス研究科　特任教授(元　東京大学大学院医学系研究科　医療情報学分野　教授)の大江　和彦先生から、「AIとITを活用する医療の本質とは」と題して、ご講演いただきました。先生ご自身の自己紹介に始まり、医師や患者それぞれの視点から診療にAIを活用した場合の現状の課題、法令の観点から見たAIと医師の関係性・倫理観などをご説明いただき、今後、AIが普及するなかで医師がどうあるべきか、AIが担うべき医療の境界はどこまでなのかなど、我々ITに携わる会員が理解すべきAIのこれからについて貴重なお話を伺うことができました。

　最後に岩津運営会議議長より閉会の宣言があり、業務報告会・特別講演会を無事終了いたしました。

　― 以下に、当日のプログラムを紹介致します。